神経・脳の生理学

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2−1.大脳辺縁系

 大脳辺縁系は本能行動、情動行動、自律機能の調節(後述)の制御を行なっている。本能行動とは食欲、性欲、集団欲の基本的生命活動を力強く推進している。視床下部にある受容器で感受され、そこから、送り込まれた刺激によって、大脳辺縁で、行動を開始する機序が働いて本能行動が発動し、行動を停止する機序が働いて本能行動が停止する。情動とは本能の欲求が充足されたときの快感、充足されないときの不快感、そして、怒りと恐れのことである。いずれも、大脳辺縁で作り出され、そこで情動行動として具現化されている。