4.4 半田付け

いよいよ半田付けです。半田付けの基本を思い出し、半田とその相手(基板と部品)とを同じ温度にします。半田は比熱が低く、こて先にあてるとすぐに温度が高くなって融解しますから、まずは基板と部品にこて先をあてて熱します。どのくらいの時間あてればよいかは相手によってかわります。時間が短いと半田と一体化しません。時間が長いと部品や基板が傷みます。目安は1秒程度です(図1(a))。
基板と部品の温度が十分上がったら、半田線を部品と基板にくっつけます(図1(b))。右利きの人は右手で半田ごてを持っているでしょうから、左手で半田線を持ってこて先の反対側にくっつけるのです(左利きの人はこの反対)。部品と基板が十分熱せられていれば、半田はジュッといってすぐに溶けます(厳密には、まず融解温度が低いヤニがまず溶けて部品と基板の表面を洗い、そのあと半田が溶けます)。そうしたらこて先と半田線を離します。
出来上がりは、図2(a)のようになるのが理想です。図2(b)は半田の使いすぎですがこれでも大丈夫です。図2(c)は基板や部品の熱し方が十分ではなく、半田と一体化していませんから失敗です。失敗したら、もう一度十分熱するところからやり直してください。

基板を熱しているイメージ半田線を部品と基板にくっつけているイメージ

半田付けの良い例のイメージ半田付けの悪い例のイメージ